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日刊子育て新聞

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2026年7月16日木曜日 夕刊 定価 無料
◆ 本日の主要記事

「はらぺこあおむし」の世界を2施設でめぐる旅、実は今週末が最後のチャンスかも

▶ 『はらぺこあおむし』日本語版出版50周年記念で、二子玉川の体験型キッズパーク「PLAY! PARK ERIC CARLE」と東京都現代美術館「エリック・カール展」が連動して開催中のクイズラリー「WE♡はらぺこあおむし」を紹介。7月26日までの会期終盤に差し掛かった今、幼児連れで楽しむポイントと駆け込み訪問の注意点をまとめる。

「はらぺこあおむし」の世界を2施設でめぐる旅、実は今週末が最後のチャンスかも
(写真はイメージ)

「はらぺこあおむし」の世界を2施設でめぐる旅、実は今週末が最後のチャンスかも

海の日の3連休、どこに行くか決めました?我が家が今回強くおすすめしたいのが、二子玉川の「PLAY! PARK ERIC CARLE」と、清澄白河の「東京都現代美術館」を舞台にした、あの『はらぺこあおむし』にまつわる特別企画。実はこれ、7月26日(日)までの期間限定で、しかも会期終盤に差し掛かっているんです。今回はその魅力と、駆け込みで楽しむコツをお伝えします!

2つの会場をめぐる「クイズラリー」がとにかく楽しい

きっかけは、絵本『はらぺこあおむし』の日本語版出版50周年。この記念企画として、東京都現代美術館で開催中の「エリック・カール展 はじまりは、はらぺこあおむし」と、二子玉川の体験型キッズパーク「PLAY! PARK ERIC CARLE」がタッグを組み、両施設をめぐって楽しむ「WE♡はらぺこあおむし」というクイズラリーを実施しています。

それぞれの会場でクイズに挑戦してスタンプを2つ集めると、「日本語版『はらぺこあおむし』50周年ロゴステッカー」がもらえるという企画。ただ展示を見るだけ、ただ遊ぶだけでなく、2つの場所を旅するような感覚で親子一緒に楽しめるのが嬉しいポイントです。対象は〜12歳なので、幼児のお子さんもばっちり参加できます。

PLAY! PARK ERIC CARLEってどんなところ?

二子玉川ライズ8階にある、日本で唯一のエリック・カール世界観をテーマにしたインドアプレイグラウンド。緑の生垣でできた迷路、スウェーデン製の本格アスレチック、絵本のからくり仕掛けを楽しめるディスカバリーゾーン、自由に工作できるアトリエなど、9つのエリアを行き来しながら遊べます。

個人的にすごくいいなと思うのが、2歳未満のお子さま優先エリアがちゃんと用意されている点。授乳室、おむつ台、ウォーターサーバーも完備されているので、まだ小さい赤ちゃん連れでも安心して過ごせます。入り口で靴を脱いで入場するのも、「違う世界に来た」という特別感があってワクワクします。屋内なので、この時期の酷暑対策としても最適です。

• 住所:東京都世田谷区玉川2-21-1 二子玉川ライズ・ショッピングセンター タウンフロント8F • 料金:初回2,500円(大人・子ども共通、オリジナルタンブラー付き)、2回目以降2,000円、1歳未満無料 • 入場方法:事前予約制(公式サイトから)

東京都現代美術館の「エリック・カール展」も見どころ満載

もう一方の会場、東京都現代美術館では、エリック・カールの創作の軌跡を辿る本格的な展覧会が開催中。会場では『はらぺこあおむし』や『パパ、お月さまとって!』のフォトスポットも用意されているので、記念写真を撮るのにもぴったりです。

さらに嬉しいのが、都内約100店舗のカフェや絵本店、雑貨店で配布中の展覧会オリジナルコースター(数量限定)。『はらぺこあおむし』柄など3種類あるそうなので、街歩きのついでに探してみるのも楽しそうです。

駆け込みで楽しむための注意ポイント

• クイズラリーの開催期間は4月25日(土)〜7月26日(日)。今週末を逃すと、あとわずかしかチャンスがありません • PLAY! PARK ERIC CARLEは入場に事前予約が必要。公式サイトから早めの予約をおすすめします • 東京都現代美術館は月曜休館(ただし7月20日・海の日は開館、代わりに7月21日が休館)なので、訪問日程はよく確認してから計画を • 2施設は少し距離があるので、1日でまとめて回るなら移動時間も考慮した計画がおすすめです。片方だけでもクイズには参加できるので、無理のない範囲で楽しんでください

まとめ

「はらぺこあおむし」の温かい世界観に包まれながら、涼しい屋内で思いきり遊んで、アートにも触れられる——この夏休みだからこそ楽しめる特別な企画、会期終盤の今こそ駆け込みで訪れてみませんか?お子さんと一緒に、スタンプを集める冒険に出かけましょう。

PLAY! PARK ERIC CARLEの地図

PLAY!PARKERICCARLEエリックカール東京都現代美術館はらぺこあおむし屋内イベント幼児連れ

「夜の睡眠時間」が身長を左右する?5万人超の日本人データが示した、お昼寝との意外な違い

▶ 大阪母子医療センターの研究チームがJCEM誌に発表した、日本最大級の出生コホート調査「エコチル調査」を用いた研究を紹介。1歳半時点の夜間睡眠時間が長いほど3歳時点で高身長になる確率が高まる一方、昼寝を含めた総睡眠時間には関連が見られなかったという発見を、成長ホルモンと深い眠りの関係を軸に解説する。

「夜の睡眠時間」が身長を左右する?5万人超の日本人データが示した、お昼寝との意外な違い

「うちの子、お昼寝をたくさんすれば夜の睡眠時間が短くても大丈夫かな」——そう考えたことのある方に、ぜひ知っていただきたい研究があります。日本の全国規模の追跡調査から、夜の睡眠時間の長さが、3歳時点の身長と関連している一方で、お昼寝を含めた1日の総睡眠時間には、そうした関連が見られなかったという、興味深い結果が報告されました。

エコチル調査という、日本を代表する大規模研究

今回ご紹介するのは、大阪母子医療センターの河合正伸博士らの研究チームが、学術誌「The Journal of Clinical Endocrinology & Metabolism」に発表した論文です。データの土台になっているのは「エコチル調査(Japan Environment and Children's Study)」という、環境省が主導する日本最大級の出生コホート調査。2011年から2014年にかけて全国で10万人を超える胎児が登録された、非常に大規模で信頼性の高い調査です。

今回の分析では、このうち条件を満たす52,140人という膨大なデータをもとに、1歳半の時点での睡眠時間と、3歳時点での身長との関係が調べられました。

「夜寝る時間」と「1日の合計」、結果は対照的

研究チームは、保護者へのアンケートをもとに、子どもの睡眠時間を「夜間の睡眠時間」と「昼寝も含めた1日の総睡眠時間」の2つに分けて分析しました。結果は非常に対照的なものでした。

夜間の睡眠時間については、1歳半の時点で9時間以下だった子どもたちと比べて、11.5時間以上眠っていた子どもたちは、3歳の時点で「高身長(上位25%以内)」に該当する確率が約1.25倍高いという結果が出ました。しかもこれは、身長に強く影響する母親の身長や、生活習慣に関わるさまざまな要因(きょうだいの有無、保育園の利用、テレビ視聴時間、世帯収入、両親の学歴など)を統計的に調整した上でも、はっきりと確認された関連です。睡眠時間が長くなるほど高身長の確率も段階的に上がっていくという、きれいな比例関係も見られました。

一方で、昼寝を含めた1日の総睡眠時間については、単純な集計では関連が見られたものの、これらの要因を調整した詳しい分析では、高身長との統計的に意味のある関連は確認されませんでした。つまり、「1日にどれだけ眠ったか」の合計よりも、「夜、ひとまとまりでどれだけ眠れたか」の方が、身長の伸びに関わっている可能性がある、というのがこの研究の核心的な発見です。

なぜ「夜の睡眠」が特に大事なのか

このメカニズムについて、研究チームは以前紹介した成長ホルモンの話ともつながる仮説を提示しています。成長ホルモンは、夜間の睡眠が始まってすぐ、特に「深い眠り(徐波睡眠)」の時間帯にピークを迎えて分泌されることが、これまでの研究で分かっています。

ここで面白いのが、お昼寝は、夜のようなまとまった深い眠りを作り出しにくいらしい、という点です。研究チームは、1日に複数回のお昼寝を取る場合、夜にまとめて眠る場合ほど深い眠りが得られにくいことを示した先行研究や、夕方に昼寝をすると、その後の夜間の深い眠りがかえって減ってしまうという報告を引用しています。つまり、いくらお昼寝の時間を積み重ねても、夜のまとまった睡眠が持つ「成長ホルモンを引き出す力」を、完全には肩代わりできないのかもしれない、というわけです。

この研究の信頼できるポイントと、慎重に見るべきポイント

この研究の強みは、なんといっても5万人を超える規模と、母親の身長をはじめとする多くの交絡要因(結果に影響しうる他の要因)をきちんと調整した分析デザインにあります。これまで同様のテーマを扱った海外の研究は、数百人規模のものが多く、結果もばらついていました。今回のような大規模な日本人データによる報告は、この分野に新しい手がかりを与えるものだと言えます。

一方で、研究チーム自身が認めている限界もあります。睡眠時間はアンケートによる保護者の申告に基づくものであり、実際の睡眠を機器で正確に測定したものではありません。また、調査は特定の1日分のデータをもとにしており、日々の変動までは捉えられていません。父親の身長についてはデータが半数近く欠けていた点も、解釈の際に留意すべき制約として挙げられています。研究チームは「今回の結果は、あくまで夜間睡眠の重要性を示すものであり、お昼寝そのものの意義を否定するものではない」とも述べており、今後さらに長期的な追跡研究が必要だとしています。

今日からできること

この研究が教えてくれるのは、特別なテクニックというよりも、これまで漠然と大切だと言われてきた「早寝早起き」「まとまった夜の睡眠」に、あらためて科学的な裏付けが加わった、ということだと思います。

• 昼寝の時間を削ってでも夜の睡眠時間を確保しようと焦る必要はありません。ただ、夜にまとまった睡眠が取れる生活リズムを意識してみる価値はありそうです • 就寝時間を安定させ、深い眠りに入りやすい環境(部屋を暗くする、就寝前の刺激を減らすなど)を整えてあげる • 身長は遺伝の影響がとても大きいことも忘れずに。今回の研究で示された差は、あくまで確率的な傾向であり、「寝れば必ず伸びる」というものではありません

昔からの知恵に、少しずつ科学的な裏付けが積み重なっていく過程を知ると、日々の「早く寝ようね」という声かけにも、また違った意味を感じられるかもしれませんね。

参考文献:Kawai, M., Baba, S., Tanigawa, K., Ikehara, S., & Iso, H. (2024). Association of Nighttime Sleep Duration at 1.5 Years With Height at 3 Years: The Japan Environment and Children's Study. The Journal of Clinical Endocrinology & Metabolism, 110(6), e1866–e1873.

脳科学睡眠身長成長ホルモン発達心理学論文

「赤ちゃんファースト」に3万円が上乗せに——2026年生まれの赤ちゃんは合計13万円相当

▶ 東京都出産・子育て応援事業「赤ちゃんファースト」に、物価高対策として3万円相当が上乗せされる「赤ちゃんファースト+(プラス)」制度を解説。2026年1月〜2027年3月出生が対象で、既存の10万円相当と合わせて最大13万円相当になる仕組み、追加手続き不要という点、ポイント利用期限6ヶ月という注意点をまとめる。

「赤ちゃんファースト」に3万円が上乗せに——2026年生まれの赤ちゃんは合計13万円相当

こんにちは、安藤です。今日は、東京都の出産・子育て支援策に新しく加わった上乗せ制度についてお話しします。「赤ちゃんファースト+(プラス)」という名称で、物価高騰への対応として、既存の支援にさらに3万円分が追加されることになりました。手続きは特に必要なく、対象の方には自動的に反映される仕組みになっています。

そもそも「赤ちゃんファースト」とは

まず土台となる制度をおさらいしておきます。「赤ちゃんファースト」は正式には「東京都出産・子育て応援事業」といい、国の出産・子育て応援交付金に、東京都が独自の支援を上乗せする形で運用されています。出産後、保健師等による「こんにちは赤ちゃん訪問」を経て申請すると、新生児1人あたり10万円相当(国の給付5万円+都のギフト5万円)のポイントが専用サイトで付与され、育児用品や子育て支援サービスと交換できる仕組みです。ベビーカー、チャイルドシート、おむつ、家事代行サービス、ベビーシッターなど、カタログの中から必要なものを自分で選べるのが特徴です。

新たに加わった「+3万円」

今回お伝えしたいのが、この10万円相当に、新たに3万円分が上乗せされるようになった点です。東京都は昨年12月、令和7年度12月補正予算案の中で、この上乗せ策を発表しました。財源には国の物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金が活用されているとのことで、都の補正予算全体では関連費用として24億円が計上されています。

対象となるのは、令和8年(2026年)1月1日から令和9年(2027年)3月31日までの間に生まれ、出生日時点で都内に住所がある子どもの養育者です。この期間に生まれたお子さんであれば、通常の10万円相当に3万円分が自動で上乗せされ、合計最大13万円相当の支援になります。双子や三つ子といった多胎児の場合は、お子さん1人につき3万円が上乗せされる仕組みです。

追加の手続きは不要です

これは特にお伝えしておきたいポイントですが、「赤ちゃんファースト+」を受け取るために、別途申請する必要はありません。既存の「赤ちゃんファーストギフト」を018サポートの公式サイトなどから申請していただければ、対象の方には自動的に3万円分が上乗せされる仕組みになっています。「追加の申し込み手続きは不要」と、東京都福祉局の公式ページにも明記されています。

手続きの流れそのものは、これまでの赤ちゃんファーストと同じです。

1. 出産後、保健師等による「こんにちは赤ちゃん訪問」を受ける 2. 018サポートの公式サイトから、赤ちゃんファーストギフトを申請 3. 申請からおおむね4ヶ月程度で、専用IDが記載されたギフトカードが届く 4. カード記載の二次元コードから専用サイトへアクセスし、初回登録 5. 登録完了後、自動でポイントが付与される(対象者は13万円相当)

ポイントの利用期限にはご注意を

一点、見落としがちな注意点をお伝えします。付与されたポイントには利用期限があり、ログイン登録日(ポイント付与日)から6ヶ月となっています。期限を過ぎるとポイントが失効してしまいますので、ギフトカードが届いたら、できるだけ早めに専用サイトで登録・交換を済ませておくことをおすすめします。

また、令和7年(2025年)12月31日以前に生まれたお子さんは、今回の「+3万円」の対象にはなりません。あくまで令和8年1月1日以降の出生が対象となりますので、この点もあわせてご確認ください。

妊娠期から2歳頃までの支援を時系列で見ると

東京都の出産・子育て支援は、赤ちゃんファーストだけで完結するものではありません。妊娠届出時の面談を経て支給される「育児パッケージ」や「妊婦のための支援給付」、そして赤ちゃんが1歳・2歳前後になった際の「バースデーサポート」まで、段階を追って様々な支援が用意されています。単胎第1子の場合、妊娠期から出産後までの合計で27万円相当を超えるケースもあると紹介されています。今回の「+3万円」は、この一連の支援の中の、出産直後の部分に上乗せされる形になります。

まとめ

物価高が続く中、こうした形での追加支援は、対象となるご家庭にとって心強い後押しになるのではないかと思います。手続きが不要という点も、忙しい産後の時期にはありがたい配慮です。2026年1月以降に出産予定の方、あるいはすでに出産された方は、赤ちゃんファーストの申請をまだ済ませていない場合、忘れずに手続きを行っていただくことをおすすめします。制度の詳細や最新情報は、東京都福祉局の公式サイトでご確認いただけます。

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