「舟」がモチーフの新型電車!東武東上線90000系、9月26日デビューの見どころを先取り
18年ぶりの新型車両が、この秋東上線にやってきます。その名も「90000系」。2026年9月26日(土)から営業運転が始まる予定のこの新型車両、実はコンセプトからしてちょっと変わっているんです。今回はデビュー前に知っておきたい90000系の見どころを、まるっとご紹介します。
テーマは「舟」!先頭車両の形にも意味がある
90000系のコンセプトは「地域と人と未来をつなぐ わたし舟」。東上線が走るエリアには、荒川や新河岸川という川が流れていて、昔から「舟運(しゅううん)」、つまり舟を使った物流や交通が盛んな土地でした。90000系はこの歴史に着目して、先頭車両の形を「逆スラント式」という、高瀬舟(たかせぶね)という昔の舟の底の形をイメージした、丸みのあるデザインにしているんです。
電車のデザインというと、速さやかっこよさを意識したものが多いですが、こうやって「その土地の歴史」をモチーフにする発想は、子どもと一緒に見に行ったときの話のネタとしても面白いポイントです。「なんでこの電車、先っぽが丸いの?」と聞かれたら、ぜひ舟の話をしてあげてください。
実際に子どもたちが「ひみつ」を探した先行イベント
デビューを前に、東武鉄道は8月11日、小学生とその保護者を対象にした特別な体験イベント「と〜ぶキッズ限定 90000系先行試乗会&9つのひみつを探そう!」を開催します(応募は7月13日で締め切られています)。
このイベント、内容がとても凝っていて、参加した親子ペア40組は営業開始前の90000系に一足先に試乗できるだけでなく、車両開発担当者から直接レクチャーを受けながら、「9つのひみつ発見シート」というワークシートを使って車両の工夫や見どころを自分たちで探し出すという、まさに社会科見学のようなプログラムになっています。最後には、見つけた魅力をフリップにまとめて発表し、「90000系 キッズアンバサダー」として任命される、という締めくくりまで用意されているそうです。
こうした「子どもならではの視点」を鉄道会社が本気で取り入れる姿勢、個人的にとても好きです。後日「と〜ぶキッズ」のホームページでレポートが公開される予定とのことなので、今回応募できなかったご家庭も、当日の様子を後から見てみるのはおすすめです。
今後の新型車両イベントを見逃さないコツ
今回のようなキッズ向け先行試乗会は、応募期間がとても短く設定されていることが多く(今回は募集開始からわずか10日間)、気づいたときには締め切られている、ということも珍しくありません。次のチャンスを逃さないために、いくつかコツをお伝えします。
• 鉄道会社のキッズ向け公式サイトやLINEアカウントを事前にフォローしておく(今回の東武の場合は「と〜ぶキッズ」公式LINE) • 新型車両のデビューが決まったタイミングで、先行試乗会や記念イベントの発表がないかこまめにチェックする • 鉄道系ニュースサイトやSNSで「新型車両」「先行試乗会」といったキーワードをフォローしておく
新型車両のデビュー前後は、記念スタンプラリーや撮影会など、様々な関連イベントが実施されることが多いので、90000系についても今後の続報に注目しておきたいところです。
9月26日、実際に乗れる日を楽しみに
90000系は今年秋のデビュー以降、実際に東上線の営業列車として誰でも乗車できるようになります。池袋駅は東武鉄道の駅の中でも乗降人員が最も多い、まさに大動脈のような存在。そこに投入される全く新しいコンセプトの車両ということで、鉄道好きのお子さんにとっては、デビュー当日に「初めて乗った」という記念になる特別な体験になりそうです。
「舟」をモチーフにした丸みのある先頭形状、そして車内にどんな工夫が隠されているのか——実際に乗車できる9月26日を、ぜひカレンダーに書き込んでおいてください。